PRODUCT製品情報

• 従来の耐震フレーム型傾斜板沈降装置に、耐震装置スロッシングガード（トップガード＋サイドガード）を配置し、さらに耐震機能を強化
• スロッシングが生じた際、サイドガードと沈澱池壁面間の水がクッションとなり、動水圧による傾斜板の変形と傾斜板装置本体の変位を抑制
• 傾斜板装置と沈澱池壁面の衝突を回避するとともに、地震波による影響を大幅に軽減
• 金沢工業大学との共同研究により、東日本大震災と阪神・淡路大震災の地震波による振動実験を実施し、揺動抑制効果の有効性を実証済み

• 吊下げ距離が短くスロッシング発生時でも装置全体が揺れにくい構造
• 動水圧力にも耐えるSUS製耐震フレームと特殊ピンで傾斜板をしっかり固定
• 沈澱池壁と十分な距離で衝突破損しにくい構造
• 傾斜板は特殊リブ真空成型で高強度を実現（当社従来品と比べ荷重強度を約2倍に改良）

• 処分の際は焼却しても有害物質が出ない（ダイオキシン類等）
• 枠材はSUS製を採用しリサイクルが可能
• 吊下げ距離が短くスロッシング発生時でも装置全体が揺れにくい構造

• 主要フレーム材質がPVC製で非常に安価
• 吊下げ距離が短くスロッシング発生時でも装置全体が揺れにくい構造
• 傾斜板は特殊リブ真空成型で高強度を実現

各装置とも最上段の傾斜板上部にプロテクターを設置

• 飛来物や落下物など外部衝撃から傾斜板自体を保護
• スロッシング発生時には、傾斜板に掛かる動水圧力から傾斜板自体を保護
• 沈澱池清掃などの際には、傾斜板に掛かる放水洗浄圧力から傾斜板自体を保護
• 屋外や遮光設備が無い場合、紫外線による劣化を防止

• 流れ方向と平行に可動するためスロッシング発生時の破損を軽減
• 側流止端部は、ゴム製の弾性板を使用。これにより地震発生時は、沈澱池側壁との衝突時の緩衝作用を発揮
• 水抜き放水洗浄時には、可動させ側面の点検清掃が容易
• 躯体側にアンカー固定しないため防水塗装の剥離やクラック発生の心配が無く、躯体にやさしい構造

※固定式・可動式傾斜板沈降装置とも可動式側流止を設置し耐震性と維持管理性を兼ね備えています。